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【Database】
卑劣な犯罪や嫌がらせで、自分より優れた者を妨害し、「勝った」つもりになる。
その人格は、1994年のリレハンメル・オリンピックのアメリカ代表選考協議会で自分が優勝するために、ライバルのケリガン選手を暴漢に襲わせ怪我させたトーニャ・ハーディング犯罪者の考え方に象徴される。
これを「トーニャ・メンタリティ」とでも名づけたら、将来、社会心理学の用語になったりするかもしれない。
「サッカー ワールドカップに寄せて」
所収 『拝啓 ギャングストーカー犯罪者の皆様』
~カリフォルニアからの伝言 "Dear COINTELPRO Criminals"
http://americanobotsuraku.blog132.fc2.com/blog-entry-43.html
【Case Study】
<<Excerpts from my semester report 2015>>
Business Japanese
改善すべき点:
当方はティームティーチングにおいて主に会話、漢字、聴解練習を担当し、新出の文法事項はタイ人の担当者が既に解説を済ませていることを前提に授業を実施するはずだったが、ティームの連携がうまくいかず、まだ新出の文法解説が全く(或いは十分に)行われていないのに会話やアクティビティの授業をしなければならない週もあった。その際は初めに文法の確認とその問題練習を行ったが、これに多くの時間が割かれる結果、会話練習などの時間が短くなることもあった。よって、ティームティーチングに於いては連携を密にし、進捗状況を常に調整できることが肝要であるという点が痛切に感じられた。
Preparation Course
改善すべき点:
日本語「未修者」のためのクラスという設定にもかかわらず、初中級レベルの学生が混ざっていて、未修者の学生が答えを考える前に初中級レベルの学生が正解を言ってしまうことが多々あった。このようにレベルのばらつきが非常に大きすぎるために、授業の内容や進度をどう設定するかや、どこまで詳しく文法解説するか、またどれくらい会話や問題練習を反復させるかなどを決める際、できる学生とできない学生のどちらのレベルに合わせても、他方のレベルの者は不満に思うという状況が生じた。
また約30名という人数の多いクラスだったことに加えて、15回足らずの初めての授業で『みんなの日本語』第6課までを終わらせ、さらに漢字学習も行うというノルマが課せられていた。実際に授業を行うと約5名の学生がまだ仮名の読み書きが十分定着していない段階で、こちらが授業中に十分なフォローをする時間もとれないまま次のステップに進まなければならなくなった。そのため、約5名の学生は毎回クラスでやっていることが十分理解できないまま授業が進み、さらに他の学生とレベル差が開く結果となった。
よって、とくに文字の読み書きも全く習ったことがない未修者については、できるだけ同じレベルの少人数のクラスに細分化したほうがよいと思われる。
*************************
以下はシラパコーン大学における授業及び授業の準備を妨害する手口の実際例である。なおこれらの嫌がらせは一度や二度ではなく常習的に行なわれている。またこの一連の工作は私の授業評定点を著しく下げ、COINTELPRO(集団ストーカー)犯罪について告発した私の、次年度の契約更新をさせないのが目的であり、その言い訳に使われたことが推測される。これは、2015年2月にその工作が露骨に行なわれだした時期と、私がキャンパス内外や居住するアパートでCOINTELPRO(集団ストーカー)犯罪について告発および啓蒙活動を頻繁に行ない始めた時期がピッタリ符合することから裏付けられる。
予め断っておきたいが、私自身は自分の教え方(教育能力)が極めて優れているなどと自惚れることはないし、改善すべき点は常にあることは承知している。しかし、語学の指導経験は10年近くあり、また他の複数の講師の授業を見学させてもったうえで、できるだけ客観的に自分を見て、クビになるようなひどい教え方をしたとは思わない。実際、今学期初頭(2015年1月)まではティームティーチングで組んでいるタイ人の主任講師も、私が担当するクラスでの私の教え方について、「学生からのクレームも特にないし問題ありませんよ」と言ったことを確認している。
●授業時間外の嫌がらせ
• 授業用ハンドアウトや小テストを作成していると、遠隔操作により途中で頻繁にフォントを英語や中国語に変え、タイピング作業を妨害する。
• 授業で使うためUSBに移しておいた資料や音声ファイルが直前に消去されている。(授業中、ファイルが入ってないことに気づいた時、集団ストーキングに参加している一部の学生が私の反応を興味津々の顔で観察している)
• 2階のオフィスのプリンターはいつもインクがかすれ気味なので、3階のオフィスのプリンターを使いに行くが、そのとき私が印刷しようとする瞬間を狙って、かぶせるように他の講師が自分の部屋内から印刷をはじめ、私が持参した用紙を使いきらせて、印刷できなくさせる。
• オフィスで仕事しているときに合わせ、机が隣の講師のところへわざと頻繁に(多いときは1~2時間内に5組以上)学生グループを来させる。その際、かならず一度、同講師の席がわからず迷ってうろつくフリをさせ、私に席はどこかと聞き、仕事の集中を妨げさせる。
• オフィストへの行き帰りや、トイレへ行くタイミングにピッタリとあわせストーキングしてくる講師や職員が常にいる。
• 小テストの点数を記録するための学生名簿がテスト直前に盗まれ、試験が終わってオフィスに戻ると、何度も探したのになかった書類の間や、引き出しの中にわざとらしく挟んで戻してある。
(例)
今学期開始早々の1月22日にも名簿が隠される嫌がらせがあったが、そのときオフィスで年配の外国人英語講師Nともう一人のイギリス人なまりの外国人講師が私の視界に入る位置に立って立ち話をするフリをしながらずっと、こちらを横目でうかがっていた。しばらくして私が引き出しから名簿を出そうとして開けた瞬間、二人は「くくく」と笑って私がどんな反応をするか見て楽しんでいた。(私が名簿がないことに気付いて焦ると思ったのだろうが)ということは、この二人は少なくともこの嫌がらせについて予め知っていたのは間違いない。
(例2)
毎週水曜日(前期は火曜日)は朝8時半から授業のため、使うプリントやテスト用紙を前日にクラスごと予め仕分けしてオフィスの机の横に置いておくようにしていた。しかし1月21日水曜日の当日朝、準備していたプリントや教科書類がすりかえられていて、小テスト用紙も隠されていた。探す時間がなくそのままクラスへ向かったが、授業が終わって戻ると、わざとらしく棚の一番上に置いて戻されていた。
(例3)
外国人講師の会議がある日、噓の開始時間を教えられることもあった。その会議のために当方の授業時間をわざわざ変更して、指定された場所へ行くと誰もおらず近くの事務員に聞くと「会議が始まるのは、あと2時間後ですよ」と言われた。直後にオフィスに戻ると、他の外国人講師らが、なぜかたむろしていて、私の顔を見るなり皆、爆笑していた。彼らも一部始終を最初から知っていたようだった。
●授業中の嫌がらせ
• 授業中、教室の外を常に集団ストーカー学生が頻繁にうろつく。
• 教室へ行くと、その授業直前に私がしたこと、或はしようと思っていたことを仄めかす物品が教卓や床に置いてある。またはホワイトボードに書いてある。
• 教室に備え付けのパソコンを使用中、遠隔操作による妨害を受ける。
• 必ず要るときに限って教室のプロジェクターが使えなくなったり、インターネットにつなげなくなったりすることが多々ある。
(例)
毎回、部屋内で授業を受けている学生が、普通教室のドアの小窓やLL教室のガラス戸から見えるように仄めかしを行ない授業を妨害する。特に学生たちが、集中して課題に取り組んでいるときや、ビデオ教材を見ているときを狙って妨害が行なわれ、それまで楽しんで授業に参加していた学生らが皆、一瞬にして黙り込むことが多々あった。
(例2)
3月30日月曜、1年生対象の日本語準備クラスへ行くと、航空券をコピーしたものが2枚、入り口の床に置いてあった。次の連休に私がマレーシアの友人を訪問する予定を、その日急にキャンセルしたことを仄めかすもののようだったが、クラスの学生に「なんでここに、こんなものがあるのか」「誰がやったのか」と聞くと約3名の女子学生が急に緊張した面持ちに変わった。さらに「誰がやったにしろ、こんなことで時間を無駄にしないように」と言うと、その日から、その3名の女子学生を中心にそのクラスの学生が頻繁に私へ集団ストーキングしてくるようになった。
なお、今学期の終わりも終わりの5月12日になってやっと大学側が私の次年度契約は更新しないとの通知を出してきたが、その際、書類にサインするため事務所へ付き添った主任講師の説明によると、この日本語準備クラスの学生による「授業評価」の点数が酷かったのが主な理由のひとつとのことだった。また事務所から戻る途中で3月30日の授業で「急に緊張した面持ちに変わった」件の女子学生の一人が集団ストーキングに現れ、すれ違いざま「ざまあみろ」といわんばかりにこちらに顔を向け、満面得意そうな笑みを浮かべていた。
●その他の工作
ティームティーチング授業では、もう一人の担当講師が新出の文法事項の解説を既に済ませていることを前提に授業を実施するはずだが、まだ新出の文法解説が全く(或いは十分に)行われていないのに授業をしなければならない週が何度かあった。また何故か特にこちらが困りそうなタイミングで、事前に文法の授業をしないことが重なった。
(例)
前学期と教科書が変わったので、「ていただく/てくださる」を学習する週に、まず「てもらう/てくれる」を学生がちゃんと理解しているか確認したかった。そこで、もう一人の担当講師に授業参観を申し込んだところ、「出張だから休講する」と言われ結局、担当者の文法解説なしに当方が授業をしなければならなかった。
(例2)
本来3月に行なわれるはずの、学科長による授業評定(次年度契約更新を決める)が4月29日水曜になってやっと行なわれた(しかも代理が担当)。その週も、もう一人の文法担当講師は文法解説の授業をしていなかった。しかもその週、事前に文法を教えてないことをこちらへ通知してこなかったため、十分な準備ができないまま授業評定を受けることになった。
なお次年度の私の契約更新をしない理由となった「授業評価点」で特に著しく点数が低かったのは「文法の説明」の項目とのことだった。
また、上述の授業評定(4月29日)が行なわれた授業では、学生にも「授業評価アンケート」用紙が配られ評定が行なわれたが、用紙が配れらると、ひとりの学生がまだ何も書きこんでいないのに「センセー、サヨーナラー」と言った。
以上、大学の関係者や学生の一連の言動や工作のし方を顧みると、授業評定が行なわれる以前に既に次年度の私の契約更新はしないことが決まっていただけでなく、それを学生らが皆、知っていたことがうかがえる。
●間接的な妨害
• 同じく授業がある日、特に忙しい日は汗を大量にかいたり口内がひどく渇く体長にされることが続いた(体臭や口臭が出やすくするためと思われる)。また腹内に突然ガスを発生させる危害も頻繁にある。
• 毎日仕事を終えようとする瞬間にピッタリ合わせて、特定の講師が入ってきたり、席を立ったりし、思考モニタリングシステムの使用を仄めかす。
• 教室の壁やドアに激しく叩きつけるような音がしたり、天井から騒音がしたりする。(一部の学生は怖がっていた。)
• 授業がある日の前夜、特に一日4コマ入っている忙しい日の前夜には、アパートの部屋で必ず睡眠妨害が行なわれ、実質4時間くらいしか眠れない日が週に4日以上続くことが多かった。
(例)授業評定が行なわれた4月29日前後には、アパート裏の空き地に仮設の遊技場と屋外ステージが作られ、連日、早朝(6時台)から深夜(12時すぎ)までアパートの部屋の壁が激しく揺れるほど大音量で音楽が流されていた。
(例2)私が直前にしたことや「思った」ことを遠隔からモニタリングしていることを仄めかすため、直接話しかけてきたり、聞こえよがしの会話をしたりするなかにキーワードを含ませたりする。また仄めかしとなる物品や切り抜きの紙片が目に付く所によく置いてある。
以上、シラパコーン大学に於いて見られた日本語教育への妨害行為の実例をここに記す。この報告により当大学の職場環境が少しでも正常化し、後任の先生が遺憾なく実力を発揮できるよう望む。海外における日本語教育のさらなる発展を心より祈る。
******************
学期末レポート全文
Japanese Instructor
Faculty of Management Science
May 12, 2015
Semester Report 2015
Basic Japanese I
概要:ティームティーチングに於いて会話や漢字、読解および聴解の練習を担当する日本人講師として総合的なコミュニケーション能力の養成を目標に授業を行った。具体的には口頭テストの課題および漢字テストの作成と実施を通して、読み・書き・聞き・話す技能を連動させながら日本語を習得することに主眼を置いた。また今学期は新たに長文の読み物をL.L.授業に取り入れ、読解力の向上を図った。加えて、学期プロジェクトとして、日本文化についてテーマを決めて調べ、グループで発表する活動も行った。
よかったところ:学生の反応がよく、積極的に取り組んでいたのは長文の読み物と日本文化についてのグループ発表だった。読み物についてはL.L.教室で読解を行い、関連するビデオ映像や音楽、朗読の音声などを連動させながら、単調な黙読にならないよう工夫した。また各話のあらすじが確認できる設問を用意して、該当する箇所で逐次、答えてもらうようにした。その結果、通読すると10分前後かかる長文にもかかわらず最後まで読解を続けることができた学生が多かった。
また日本文化について発表するプロジェクトでは、テーマは各人が好きなものを自由に決めるようにした。そのため、自分で選んだトピックへの興味・関心は概して高く、皆、スライドやBGMを用意してくるなど積極的に楽しみながら取り組んでいた。
改善すべき点:読み物については、全部で6話ほど取り組んだがストーリーによって興味・関心にバラつきがみられた。なかでも皆がもっとも楽しんでいたのは動物にまつわる話のようだった。よって読み物の題材を選定する際には、学習者のレベルだけでなく、どのようなストーリーが面白いと思うかも考慮にいれたほうがよいことがわかった。
Business Japanese
概要:本コースは卒業後、ビジネスで役立つ日本語力を身につけることを念頭に置いたものであるが、今学期終了後(7月初旬)に行われるN4試験を受験する学生が多い実情も加味して、試験対策にも役立つ実践的な授業を目指した。そこで定期試験の問題については、先学期に引き続きN4およびN5試験の出題形式を意識した問題形式にした。また聴解問題に備え、同試験に即したリスニング練習も定期的に行った。さらにベーシック日本語クラスと同様、新たに長文の読み物もL.L.授業に取り入れ、読解力の向上を図った。またベーシック日本語クラスと同じく、学期プロジェクトとして日本文化について自分でテーマを決めて調べ、グループで発表する活動を行った。
よかったところ:漢字テストに「音を聞いて漢字を選ぶ問題」、すなわち聞く、読む技能を連動させた問題を、先学期にひきつづき取り入れ総合的にコミュニケーション能力を向上させる学習スタイルを継続した。その結果、ひとつの漢字に読み方が複数あって漢字の習得に苦手意識を持つ学習者が多いといわれるなか、聞く、読む技能を連動させることによって、漢字は、意味を伝達する媒介として、とても便利な表意文字である認識が高まったように思われる。
また学期プロジェクトで各グループが選んだトピックは「富士山」「温泉」「日本のお化け」とバラエティーに富んだ内容となった。またテーマに即した展示パネルも作成し、各グループとも自分たちが選んだトピックを紹介するために趣向を凝らし、それぞれユニークなパネルが出来上がった。
改善すべき点:コミュニケーションの四技能のうち特に聴き取り能力において学生間のレベル差が大きいように見受けられ、リスニングの問題練習の際、同じ問題でも、かなり聴き取れている学生と、まったく聴きとれていない学生とに二分されることが多々あった。対策として音声を流す前にキーワードやキーフレーズを文字で提示しておくようにしたが、依然として聴き取れる度合いに差が見られた。このように聴き取りが苦手な学生には、その差を埋めるためリスニングの宿題を課すなどを検討したほうがよいと思われる。
また当方はティームティーチングにおいて主に会話、漢字、聴解練習を担当し、新出の文法事項はタイ人の担当者が既に解説を済ませていることを前提に授業を実施するはずだったが、ティームの連携がうまくいかず、まだ新出の文法解説が全く(或いは十分に)行われていないのに会話やアクティビティの授業をしなければならない週もあった。その際は初めに文法の確認とその問題練習を行ったが、これに多くの時間が割かれる結果、会話練習などの時間が短くなることもあった。よって、ティームティーチングに於いては連携を密にし、進捗状況を常に調整できることが肝要であるという点が痛切に感じられた。
Preparation Course
概要:来年度、日本語のコースを取る予定の学生のうち、高校までに日本語の授業を取ったことがない者を対象に、ひらがな・カタカナの読み書きから始めて、挨拶や簡単な文が理解できるようになることを目標とした。また漢字の学習やゲームなども同時に行った。
よかったところ:定員30数名という、語学教室にしては多いクラスにもかかわらず、概して出席率がよかった。定期試験直前やソンクラン休暇前後など特殊な時期は除き、ほぼ毎回全員に近い出席状況だった。
また動きのあるゲームを授業に取り入れ、初回授業ではフルーツバスケットを行ったり、ほかにも「アッチ向いてホイ」を練習したりすることで、初めて日本語の授業をとる学生も緊張がとれたようだった。さらに3月に招いたゲスト講師とも「アッチ向いてホイ」をしてもらったり、知っている日本語で質問をしてみたりすることで、講師以外の日本語のネイティブスピーカーと和やかな交流が持てた。
改善すべき点:日本語「未修者」のためのクラスという設定にもかかわらず、初中級レベルの学生が混ざっていて、未修者の学生が答えを考える前に初中級レベルの学生が正解を言ってしまうことが多々あった。このようにレベルのばらつきが非常に大きすぎるために、授業の内容や進度をどう設定するかや、どこまで詳しく文法解説するか、またどれくらい会話や問題練習を反復させるかなどを決める際、できる学生とできない学生のどちらのレベルに合わせても、他方のレベルの者は不満に思うという状況が生じた。
また約30名という人数の多いクラスだったことに加えて、15回足らずの初めての授業で『みんなの日本語』第6課までを終わらせ、さらに漢字学習も行うというノルマが課せられていた。実際に授業を行うと約5名の学生がまだ仮名の読み書きが十分定着していない段階で、こちらが授業中に十分なフォローをする時間もとれないまま次のステップに進まなければならなくなった。そのため、約5名の学生は毎回クラスでやっていることが十分理解できないまま授業が進み、さらに他の学生とレベル差が開く結果となった。
よって、とくに文字の読み書きも全く習ったことがない未修者については、できるだけ同じレベルの少人数のクラスに細分化したほうがよいと思われる。
全3コース概括:
以上、列挙した3コースについて、その「改善点」は、これを実行するうえで多額の予算を必要とするものではなく、講師同士の工夫次第で、さして困難なく、すぐに行えるのではないかと思われる。また「よかったところ」について最後に特筆しておきたい点は日本文化について調べるプロジェクトや、日本人のゲスト講師を通じて、教科書だけでは学べない異文化学習が行えたことである。実際に講師以外の日本人と日本語で話してみたり、いっしょに日本料理を作ってみたり、日本文化について自分が関心のあるテーマを調べてみたりしたことは、卒業後そのうち忘れてしまうであろう日本語の単語や文法知識とは違って、長く記憶に残る真の学習成果となり、将来「もう1度日本語を学習してみたい」といった動機付けの一助になるのではないかと思われる。
【Database】
「情報提供者にとってはどういう旨味があったのでしょう?」
どれくらいの金額が支払われていたか興味があった。
「哀れなくらいでしたね …… 」
「そういう条件でどうして彼らは情報提供者となったのでしょうか?」
「・・・・そうすることで自分が何者かであると思えたんじゃないでしょうか・・・・自分は他の人間とは違うんだと思えたのではないでしょうか。」
---- 裏切りそのものが報酬だったのだ ---- 誰かより上にいる自分を感じられるという小さくて根深い人間の満足感。愛人のようなこの心理を東ドイツ政権は利用していたのだ。(p.265)
シュタージが二十年にわたってリビングでの風景を監視しつづけていたある家族のファイルを見た時、わたしは自問しました。こんなことまで知りたがるなんて一体どんな連中だったのだろうと」(p.351)
Anna Funder 『監視国家―東ドイツ秘密警察(シュタージ)に引き裂かれた絆 』
http://gangstalking-crime-databease.blogspot.com/2010/10/blog-post_20.html
「(長い間、服従していた被害者が)人間的に対等な関係に 目覚めたり、実像よりはるかに肥大化した、はりぼての自分(加害者)の価値に気づいてしまうのではないかと不安なのです。この点では、暴力をふるっている加害者の側も決して自信に満ちているわけではありません。見透かされはしないか、正体を知られはしないかと終始汲々として、その不安を解消するために相手を暴力で封じ込めようとするのです。」(p.116)
岡田尊司 『人格障害の時代』
http://gangstalking-crime-databease.blogspot.com/2011/01/blog-post_29.html
【Case Study】
Email to my friend (Date: Tue, Feb 3、2015)
今、刀の柄の応急修理に取り組んでいます。
材料も道具もありあわせのものを集めて廻ったり、週に一回だけ行くバンコクで探したりで、またいざ始めても素人ですから失敗も多く悪戦苦闘しています。
せめて作り変えが可能になるまで、なんとか使えるようになればいいんですが。
それで接着剤を大量に使うんですが、先日、授業で教室へ行ったら、文具用の糊が教卓に、これ見よがしに置いてありました。なんともヒマ人がいるもんです。
接着剤でついでに思い出しましたが、オフィスの机に仏像を祀っているんですが、それも、先々週あたりに3cmくらいのひび割れが入ってました。仏教を国是にしてる国で、ほんとよくやりますよね。しかもタイ人の税金で。おそろしいことです。
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏(うちは浄土宗なので)
2本やられて、1本だけすごく頑丈で被害を免れたので稽古していたのですが、その柄も留守中に壊されたようで、今朝、使ったとき、クリック音が大きくなっていたのですが、仕事から帰宅して、、もう一度見ると、柄を横から叩くと「カンカンっ」と
ナカゴの金属がぶつかる音がはっきりりして、ハバキまで振動が伝わるほどになっていました。まだ目釘は外していませんが、柄を「壊された」のは明らかです。
実は刀を買う以前にも、仕事に出ている間に部屋に何回も泥棒に入られ、一回にちょっとずつ、あるいはいっぺんに現金を財布や引き出しから抜かれて取られる被害が続いていました(総額2,3万円くらいやられました)。
どうやらまた誰か部屋に不法に侵入して、嫌がらせされたようです。
というのは、他の部屋に住んでいるのは、皆、学生なんですが、最初から会っても挨拶もしないような、なにか感じの悪いのがほとんどで、こちらが何かしたわけでもないのに、かなり早い時期から、わざとこちらが嫌がるようなこと(騒音危害など)をやってきました。
たとえば私の部屋はメイン玄関のすぐ側で、住人が出入りするたびに、電子ロックが解除されるアラーム音がピーッと鳴るのがよく聞こえるんですが、それをたてつづけに5,6回鳴らし馬鹿笑いしながら出たり入ったりを何回も繰り返す女子学生などもいました。朝の6時半とか、夜中の3時とかにもです。
そこであるとき、現行犯を注意したんですが、すると「逆切れ」したのか、こちらがシャワーを浴び、石鹸を体に塗り終わったタイミングに合わせ、水道を止める嫌がらせを1日2回でも3回でも、シャワーを浴びるたびにやってきたりしました。(うちのアパートは水道ポンプの操作装置が屋外にあるので、勝手にとめようと思えばできるようです。)そのたびに、はだかでせっけんがついたままの体で、でないといけなくなりました。
部屋の入り口の鍵は、スプーンの柄でも開きそうなほど、おそろしくチャチだし、もし以前、私の部屋に住んでいたのが学生だったら、その仲間が、合鍵を持っていてもふしぎではないですし。
誰がやっているにせよ、武道を習う我々は稽古の前と後に刀に礼をするほど、刀を大切にしていることなど、どうでもいいというか、理解が及ばないような、モノを大事にしない者たちがやっているということですね。ついでにモノだけでなく人間を心底バカにしている連中といえると思います。
アメリカにいたときも似たような危害はあって、むしろこういう類の若者が増えたのはアメリカのほうが本家・本元のようですが、いずれにしても、こうして私が居合の稽古ができなくなるのを見るのが楽しいようです。
ところで、Dynastyの刃にしても、届いた時にチェックした際は、もっとよく切れたと思うのですが、これも何も固いものは切ってないのに、というか新品をいただいて、まだ両手で数えるほどしか抜いてないし、一回30分も振ってないのに、まるで刃引きしたかのように、爪をあててもツルンとすべって引っかからず、紙もぜんぜん切れなくなっています。
これで3本すべて使用不能になってしまいましたので、今夜は再び木刀で素振りしました。
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Email to my friend (Date: Tue, Feb 25, 2015)
中略
こういうのを見ると、やはりタイも、とんでもない、無茶苦茶な国なんだなあ、と実感しますね(笑)。こちらへ来る前、(安全に神経質な日本人ではなく)スリランカ人やマレーシア人からさえも、タイ人の犯罪の多さ、凶悪さ、狡猾さ、についてさんざん警告されていたんですが・・・「大学講師として雇うと言っておびき出し、拉致したあと内臓を売られるんじゃないか」などなど、複数の友人に真顔で言われ、思わず不安になってウィキペディアでいろいろ調べました(笑。
あまり偏見は持たないようにしているので、「まあ、そういう悪い奴もいるだろうな」くらいに思ってましたが、総額15万円の新品の持ち物をスクラップにされ、誰も責任取らないどころか、それを見て皆、楽しんでいるタイ人たち。
ですが、とりあえず私の内臓はまだくっついていることをご報告申しあげたいと思います。
************
さて以上に引用したとおり、私がタイの大学で勤務した記憶といえば、毎週ときには毎日、アパートの部屋に不法侵入されて荒らされ、現金その他を盗まれたり特に居合い刀を壊されては直し、直してはまた壊されしたことしか思い浮かばなくなるんじゃないかと思われるほど、とにかく卑劣で執拗な嫌がらせに耐える1年でした。
実際、日記を振りかえってみると不法侵入は昨年7月に入居した直後から始まっていますが、居合いと抜刀道の稽古用に刀を送ってもらった2015年1月直後からは柄を壊されたり刃を潰して切れなくされたりなどの被害を繰り返し受け、自分で何時間もかけて研いでまた切れるようにすると翌日か遅くとも週明け(週末バンコクに滞在し部屋を留守にするので犯行時間が十分とれるからでしょう)には、刃を潰して切れなくされていて、もうこれを1本の刀に5回は繰り返したでしょうか。
日本刀の扱い方に詳しいウェッブサイトによると、畳表などそれなりの固さの物を(毎週末くらいでしょうか)定期的に切っても普通は半年は切れ味が持つそうです、しかし、私の場合、刃筋の確認のため直径3mmもないような細い木綿のヒモ糸に錘をつけて垂らしたものを数回切っただけ、しかも使用後、切れ味が変わっていないことを確かめてからしまっているのに、次に使うときには、刃がつるつるにされ直径3mmもない木綿の紐さえ一回では切れない状態にされるといったことが繰り返されました。(つまり半年は持つはずの製品を1日で壊され、何時間もかけ修理するたび、また壊されを、ひとつにつき5回以上繰り返したことになります。)
刀の研ぎなどまったく未経験でしたから試行錯誤の連続でしたが、おかげで数百年の伝統ある日本刀の研ぎというものが、私の「真似事」とは比較にならないほど大変で神業に近く芸術の域にあるものか身をもって体験させてもらいました。
ここでこの事例に学んだ、もうひとつの事は、何であれ技術を研鑽し積み上げるには非常に長い年数と根気が要るが、それを壊すことは馬鹿でも、犯罪者でも一瞬でできる、という事実でした。私の所有する居合い刀は量産型の安価な製品で、だから素人でも刃を研ぎなおすことができるのですが、それでも研ぎ石やサンドペーパーの番数をどう組み合わせるか?研ぐときの角度は?圧力は?作業中にでる錆を最小限に食い止めるには?その後の磨きは?などなど考慮しなければならない課題は山積みでどれを怠っても惨憺たる結果が待っています。
一方、それを壊す集団ストーカー実行犯のほうは、合鍵持って侵入し、ヤスリかなんかで刃を垂直に痛めつければ、それでおしまい、5分もかからないのではないでしょうか。
同じ事は道具だけでなく武道そのものにも言えます。昨年秋から居合いと合わせて抜刀道の稽古も始めたのですが、ようやく基本の形ができるようになった気がするのは最近のことです。私は10歳のときから剣道を習い下積みは多少あったとはいえ、それでも抜刀道の素振りを毎日やって基本形にそれなりに近づいたかなと思えるようになるのに半年かかりました。まして応用技などまだまだ先のことです。
なぜこれほどまでに武道は習得に長い年月を要するかといえば、武術とは「自分より強い相手を封じ込める奥深い技術」だからに尽きるでしょう。カナダ人のある合気道家が私に稽古をつけてくださったとき語ってくれたのですが、「合気道は腕力じゃないんだ。武術は腕力の無い弱い人でも、強い人に対抗できる技術を身につけること。だって筋肉モリモリの大男が、女性や子供をぶん殴るのに“武術”は要らないでしょ。」という言葉に武道の目的が集約されているように思います。刀を用いる居合いにしても同様で、自分と同じく刀を持った者を相手として想定しているのですから、その技術の修練に終わりはなく、一生研鑽が続くのもそのためです。
蛇足ながら現代に暮らし「刀を差した敵」と「戦わなければならない」場面に遭遇する事はありえないでしょうから、居合いの技術を実際に使うことはまず一生ないと思います。じゃあ「なんで居合いなんか練習してるの?」と時々聞かれるのですが、正直いって「やりたいから、やってる」としかいえません。これはマラソンランナーに「なんで42、195kmも走るの?」と質問するようなもので、オリンピックが始まった2千年前ならいざ知らず、いまどき40km以上の距離を移動するときは普通バスか電車を使います。まず走る奴はいないでしょう。アタマの弱いオッサンじゃないんだから。
さて他方で、教唆犯が携帯に送ってくる犯行指示を見てそのとおりに、馬鹿でも変態でもできる犯罪を無抵抗な被害者を相手にやる集団ストーカーになるのには、3日も要らないのではないでしょうか?人間としての恥と良心を失くしてしまえばいいだけのことですから。
他人のフリ見て我がフリ直せ
ところで拙文「犯罪界の“マクドナルド”」 ( http://cointelpromkultra.blog.fc2.com/blog-entry-18.html )でも触れたように、集団ストーカー犯罪の手軽さには、「偏在性」と「即時性」が考えられますが、同犯罪の「容易さ」も、これに加えられ、その爆発的な蔓延の要因として挙げられそうです。つまり、たとえば何十年も料理の修業を積んだ職人でなくてもマクドナルドやケンタッキーフライドチキンはマニュアルどおりに材料を入れ機械を動かせば、どこの国の誰であろうとすぐできるように、集団ストーカー犯罪も、どこの国のどんな人間であろうと、なんの教養も技術もなかろうと、マニュアルどおりに犯行に及べば、何の罪も無い被害者の人権を蹂躙する犯罪が手軽に、逮捕されずにできるように考案されている、ということです。
シラパコーン大学のタイ人と人類の過去・現在そして未来
そして、シラパコーン大学というタイで3番目に古い歴史を有し、入るのが難しいといわれる“名門大学”の学生の大半が、このなんの努力もいらない“馬鹿でも、ヘンタイでもできる”集団ストーカー犯罪に毒され職員、教員までもが率先して犯罪に参加し隠蔽を手助けしている現実を鑑みると、この国の民が世界をリードするような技術を生み出すことがなかったことも頷けます。
もちろん「だからタイ人はダメなんだよ」と見下して、日本人である自分に安心しているのではありません。すでに世界各国の人々が気付き指摘しているように、日本の工業技術力は目に見えて落ちているし、とくに「ゆとり世代」に象徴されるように、IT社会後に生まれ育った若者ほど勤勉さを失っています。また世界一治安が良いと言われた日本で、通り魔や猟奇的な殺人、子供が子供を殺す事件など、耳を疑うような出来事も頻発しています。この傾向は私が通算で7年半滞在したアメリカの人々にも見られました。
シラパコーン大学の学生や職員は集団ストーカー犯罪をやっているときが一番、目が輝いて本当に活き活きしていますが、一般大衆の多くが通信技術の著しい発達に支えられ「馬鹿でもできる」犯罪にとびついていること、これを考案、扇動しているのは本来、法秩序を護るべきはずのFBIや日本では公安などの謀略担当だということを顧慮すれば、上記の現象はすべて当然の帰結と理解できるのではないでしょうか。
長い年月をかけ真面目な努力と勉強を積み重ね、何か生産的な技術を身につけるわけでもなく、「いつでも、どこでも、ナニ人でも」無抵抗な被害者を集団で迫害し、その人生を破壊する。それで自分が強くなったような、何か特別な人間にでもなったかのように妄想し、自分が「誰かより上」という歪んだ優越感に浸って満足している。
いや本当はオモテ社会で認められるだけの技術も知性もなく、正々堂々競争して勝つこともできず、犯罪すら集団にならなければ出来ない臆病な己の、拭い去ることのできない心の奥の劣等コンプレックスを誤魔化している。だから他人のプライバシーをノゾキ見し、粗を探し、拷問を加え、「やってない」と噓を吐いて逃げる変態的なやり方で優越感を得る。その味をしめた彼ら・彼女らは、苦しくなるたびにCOINTELPRO犯罪を繰り返します。一生、繰り返します。なんといっても「手軽に」できる犯罪ですから。それが名著『監視国家』のなかで著者ファンダー女史が、我々に投げかけた問い「こんなことまで知りたがるなんて一体どんな連中だったのだろう」の答えではないでしょうか。
サイコパスは1日にして成らず 1日にして治らず
なお、この記事を編集しブログにアップロードしてから数週間たった2015年6月2日現在も思考モニタリングシステムと連動させた騒音危害や不法侵入危害は続いています。加害者の学生らは、やはりサイコパスやジコアイ障害者が選ばれて参加しているのでしょうか、全く罪悪意識が無いどころか、被害者を馬鹿にし、犯罪自体を楽しんでいるようです。執拗なストーキングをしてきた大学の職員や講師たち、アパートの大家らも、とっくに学校は終わり、私もすぐに引越すのに、犯罪が止められないようで、あいも変わらず集団ストーキングを繰り返しています。私が去った後も次の被害者を見つけて犯罪を続けるのは間違いないでしょう、タイ人社会のモラルを崩壊させ自滅する日まで。
国敗れて山河有り
そしてこんな人間が増えれば増えるほど、その国は発展どころか没落を早め、正直者が馬鹿を見る「犯罪の国」と化したのち、自滅の一途をたどることは歴史が物語っています。国(というパパンチャ)敗れて山河だけになったとしても、残った人間は自分でなんとかしなければなりません。
最後に自分を守ってくれるものは自分(の善行)しかないことに気付いている人が一人でも多くなりますように。
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From my diary dated on September 24, 2014
Today a senior student at my department passed away by a car accident.
I was not teaching this student, but my class students who belong to the same department as she came to my office this morning, and asked me to cancel the class since they would like to go to her funeral.
So two classes of mine were cancelled, and I had only one class today.
One more semester to graduation -- when I think about her parent's sorrow, I have no words.
Nonetheless, most people on campus looked the same as usual.
There was even a rock music concert at the gym tonight, and I saw a lot of students dressed-up like a punk gathering there.
There seemed to be no religious gatherings on campus.
Thus, I decided to go to the statue of Ganesha on campus to wish for a better life after death for her. On the way I rode a bike and slowly rounded the huge campus because I believed that she would miss this scenery, and also because I wanted to remind myself that this could happen to anyone at any moment...Impermanence of life.
Incidentally today was my father's memorial day, too.
I wish you all peace in mind.
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In the next class we happened to study units of time. For instance, day is “nichi,” hour is “jikan,” minute is “fun,” and so forth. Then, I asked if some one knew what the number, 86,400 means.
These figures are the number of seconds that a day has: 60 x 60 x 24 =86,400.
I told them that no matter who we are, the U.S. President or a college student, 86,400 seconds are equally given to everyone everyday. This is “use it or lose it,” so we should not waste our time for stupid things.
In fact, this is what the deceased student taught me – indeed, 86,400 seconds are equally given to everyone, but this may expire today. Even if it does not today, it may discontinue tomorrow, and if not tomorrow, it may the after tomorrow… therefore, we have no seconds to waste.
A couple of weeks later was the mid-term exam week. Unlike the regular weeks, there was already a bunch of students in front of each classroom. They were busy with the last minute-study, gazing at class notes and craming the stuff into their head. The deceased student was supposed to be there – just until ten days ago.
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Email to my friend (Date: Oct. 9, 2014)
いま中間試験の真最中。
今日、自分の受け持ちの採点と集計が全部終わりました。
でも金曜まで、他の学科・科目の試験監督があり、明日も早いので、そろそろ寝ます。
試験を受けるのではなく監督するというのは初めての経験ですが、人が真剣になって
必死で問題解いてるのを端で眺めてるだけというのは、ついこの前まで学生だった私には、なんか居心地悪いですね(笑
あと、いつもは見られない光景なのですが、大勢の学生が教室の外で最後の最後まで暗記用ノートを握り締め、真剣な眼差しで、最後の詰め込みの丸暗記しているのを見て、ふと、事故で亡くなった子も、たった10日前までは、この学生の群れのひとりとして、ふつうに試験を受けるはずだったんだよなあと・・・世の無常さを感じました。
数日前から今日の夕方まで降り続いていた雨がやみ、先ほど空を見あげるときれいな満月が出ていました。人の世で何があろうとも、そんなのお構いなしに時は流れ、定められた通りに、自然は変化していくんですね。
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Conquer this desire which gods and men stand wishing for and are dependent upon, let not the (right) moment pass by you; for those who have let the (right) moment pass, will grieve when they have been consigned to hell.
"Sutta-Nipata" (The Buddha, BC 6C)
【Database】
'He who speaks falsely goes to hell, or he who having done something says, "I have not done it;" both these after death become equal, in another world (they are both) men guilty of a mean deed. (Sutta-Nipata 661)
【Case Study】
シラパコーン大学ぺチャブリキャンパスには日本語を勉強している学生が、けっこうな数いますが、場所柄なかなか日本語を実際に使う機会がなく、日本語の主任講師から「是非、文化交流も兼ね、当大学へ遊びに来てくれる日本人がいたら招待してください」と言われています。そこで今年3月に、授業で日本料理を作る体験をしてもらうため、ゲスト講師をひとり、私が招待したのですが、事前に主任に知らせたところ、費用は自分で出してくれと言われました。
もともとそのつもりだったので、ゲスト講師の滞在費は私費で払いました。しかも大学の宿泊施設は1泊550バーツなのに650バーツ取られました。「特別に大きい部屋だから」とか言って。あとで他の部屋と比べたらどう見ても同じサイズでしたが(笑)。また料理の材料費、買出しのための車代などぜんぶ自腹でまかなって行いました。(もうひとりの日本語の先生が料理教室やるときは、逆にすべて公費から出してもらってるようですが)。
そしたら後日、主任が「学科長からクレームがあった。事前に届けもなしにやったのはいけない(私は主任にとどけましたけど・・笑)。それに買い出しのために、車を持っている学生にスーパーへつれてってもらったのもいけない。」といわれました。買出しについては、いつもは学校から出ているバスが、その日”たまたま”出なかったり、私のクラスに聴講に来ている先生が車を持っていて、よく他の先生も買出しに連れてってもらったそうなので、私もお願いできないか聞いたのですが無理そうだったので、それを見た学生が、私を助けてあげようと自ら進んで申し出てくれたんですけどね。私は、その学生のやさしさがとても嬉しかったし、人間に本当に必要な「教育」とは、知識の詰め込みなどではなく、このように国籍の違う他者との触れあいを通し善意を学ぶことだと思います。
しかし、主任は、件の車を持ってる先生に何回も連絡を取ろうとしたことも「迷惑だ」とまで言ってきました。そこで本人に確認したところ「迷惑だとはぜんぜん思ってない。ただ徹夜になりそうなほどの仕事が“たまたま”あって、買い物に行く時間に合わせるのが難しかっただけ。」と言いました。ということは誰かが噓をついているということですね。
さらに、私を助けてくれた件の学生も気の毒に、何か不快なことを誰かに言われたのでしょう、次に授業があった日、ずっと不機嫌な態度をとっていました。まさにお釈迦さまの言われる「善い事をしなさい。そうすれば善人に愛され、悪人に疎まれる」を地でいくような(笑
余談ながら、4月の終りごろだったか、似たような光景を目にしました。キャンパスの裏門を出た通りの屋台でソムタンを食していると、たしか私の教えている学生と同じ学科で、受け持ったことはないけど、顔は見たことがある女子学生らが、四人くらいのグループで後からやってきて隣に座りました。そのうちの一人が本を読んでいる私に日本語で「センセー!」と、とても人なつっこい明るい笑顔で挨拶をしました。私も「ああ、こんにちは」と会釈を返しただけでしたが、なんと5分もしないうちに、このやり取りを遠隔からノゾキ見していたのであろう集団ストーカー学生(女子)2名が原付を二人乗して現れ、タイ語でなにやらわめき罵倒して去っていきました。よくわかりませんが、性格の悪そうなその顔つきと語調から推測して「なにがセンセーっだ!キモっ!」とかいった内容でしょうか。
しかし、言われたほうの学生は突然のことで、まさに青天の霹靂、びっくりし、しかもひどく傷ついたようで、急にシュンとなりしばらく無言で下を向いていました。なるほどシラパコーン大学のCOINTELPRO犯罪に於いても、被害者を孤立させるために、こうして被害者と親しくなりそうな者をも監視し迫害を加えているのだということが、よくわかる一件でした。
それにしても、やっていることが北朝鮮とあまり変わりませんね。タイの大学でも、このように多くの学生が、文化大革命の紅衛兵の如く洗脳され、日夜、携帯電話その他の端末を握りしめ何の罪も無い他人のプライバシーを窃盗しながらキャンパス内外を跋扈しています。集団洗脳とはこんなものだとはいえ、少なくとも私はこの加害者のように何の罪も無い人を傷つけ、苦しめるような人間にならなくて済んでいるだけ、有難い人生だと本当に思います。やはり長い間、携帯電話を買わなかったのが良かったのでしょうか(笑)。この日、私に声をかけたばっかりに酷い精神的迫害を受けた学生さんにしても、本当に気の毒ではありますが、どうかこれからも集団ストーカー犯罪者になど落ちぶれることなく強く正しく生きて欲しいと切に願います。
さてもうお察しのことと思いますが、これらはすべて単なる「言いがかり」や「演出」ですね、いかにも私が何か悪いことをしてしまったかのように、みせかけるための。どうやら、この頃すでに大学側は私の次年度の雇用契約を更新しないことを決めていて、その口実づくりに様々なトラップを用意し、私の粗を探しては揚げ足をとってやろうとしてたようです。いずれにせよ私が日本人ゲストを呼ぶことを最初から面白くないと思ってる人たちがいたのは確かで、もうひとりの日本語の先生には料理教室の費用を大学から出してやり、私には一切自分一人で払わせる、という嫌がらせだけでは気が済まず、こういうことを背後で言わせていたようです。
そもそも私は主任に頼まれたから、ゲストを招待したのですが・・・。他にもまだ来校希望者はいるんですが、その件も本当に実現するか怪しくなってきました。また、もし実現しても、また私か、下手をすると来訪者が不愉快な思いをされることがないともかぎらなそうです。そこで先方に、あらかじめ現況を報告させていたださせていただいたのですが、やはり予定は実現することなく結局、計画だおれに終わりました。
タイ人は、大学教員ほどの知識人でも言うことと、やることがこうも違うのは今に始まったことではなく、古くは第二次大戦中にも、日本軍にも連合軍にも「我々タイ人はあなた方に味方します」と両方にいい顔しておいて、最終的に勝ったほうに、なびくということをやったのは、あまりにも有名な歴史事実ですね。「タイは親日国だ!」などと、はしゃいでる皆様、見てますかあ?(笑) 聞いた話では敵対している連合国と日本の両方に協約を締結しておいて、いざ日本が負けると、「いやあ、日本人との締結書は無効なんです。本当は3人の署名が要るんだけど2人しかサインしてないんで・・・。」と開き直ったそうです。なんだかどこかで、聞いたようなセリフじゃありませんか。多くの人間は、うまくいった(と自分で思っている)噓は繰り返すものなんですね。
これはタイ人の悪口を言っているのではありません。いつも書いているように「国家」などは人間の脳が捏造するパパンチャ(妄想)の際たる例だと、仏は教えておられますから。「タイ人がどうの」ではなく、いざとなったら嘘をつくこと、人をだますことがそんなに悪いこととは思っていない人たちと付き合うときに、自分の心を守るために予め知っておくべきことだと思います。
そういえばよくタイの方たちは「我々の王様は敬虔な仏教徒であられます。我々タイ国民もお釈迦様を心から尊敬し、仏の教えを大事にしてます!」と誇らしげに言われますね。お釈迦様はダンマパッダでもスッタニパータでも「ウソつきは地獄に堕ちます」とはっきり教えておられるんですけど(笑)。やはりこの国の人は心底おもしろい人達のようです。これも異文化体験をとおして学ぶ貴重な経験のひとつだと私は考えます。
最後に特筆しておきたい点は、日本人のゲスト講師を通じて、教科書だけでは学べない異文化学習が行えたことです。実際に講師以外の日本人と日本語で話してみたり、いっしょに日本料理を作ってみたりしたことは、卒業後そのうち忘れてしまうであろう日本語の単語や文法知識とは違って、長く記憶に残る真の学習成果となり、将来「もう1度日本語を学習してみたい」といった動機付けの一助になるのではないかと思われます。
その後いろいろありましたが、多くの学生がほんとうに楽しんで、この特別授業の時間をすごしたことは紛れもない事実です。そのことを、お礼の気持ちとともに、はるばるシラパコーン大学ぺチャブリキャンパスまでお来し頂いた先生にメールでご報告させていただきました。またこの場を借りて、重ねてお礼申しあげたいと思います。
たいへんお世話になりました。どうもありがとうございました。