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みんなの家

お彼岸から続けて連休がとれたので下関の実家に帰ってきました。おもに荷物の整理などに戻ったので、初日に大津島にある回天記念館を見にいったのを除けば、ほとんどどこへも行きませんでした。

 滞在日数が短かったので慌しく自分が使っていた本などがまだ大量に残っていて、それを処分するだけで2日かかりました。中学高校時代の教科書やノート、また弟や父の残していったものなどもあり、さらにこれまで処分できなかった思い出のものなど次々出てきて、父が建てたこの家でともに過ごした家族の思い出とともにまるで自分の一生を振り返っているみたいでした。本棚の内側に何年にもわたり幾重にも積もったホコリを丁寧に拭き取っていると、このホコリも弟がいたころや、父が生きていたころからあるのかと思うとさまざまな感慨がこみあげてきました。この家が建った年に生まれた弟も、たまにでも帰ってくれば、さぞなつかしいだろうにとも思いました。
 
  約7年前に2度目のアメリカ留学に旅たつ前、かなりのものを処分したのですが、そのときの自分が(数年後の)未来の自分に残しておきたかったものを受け取ったような感じがしました。今日まで残していたそれらの物は自分が自分らしくあれる証しとなるアイテムだったといってもいいかもしれません。このたびはそれらもすべて捨ててきました。そして今この家に住んでいる甥や姪が勉強に使ってほしい参考書や、読んでみたら有益そうな本だけ残してきました。

 下関滞在最後の夜、姉家族もリビングにそろって団欒し、昔話に花が咲いたとき、ふと姉が、「おじいちゃん(父)も、(ここに)おればよかったのにね」といいました。でも私には傍でみんな話を静かに聴いている父の姿がしっかりと目に浮かびました。いつものように少し背を丸め両手を湯飲みに抱えるようにしておき、少し、はにかみながら。
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cointelpro mk ultra

Author:cointelpro mk ultra
The writer of 『拝啓 日本のギャングストーカー犯罪者の皆様』(Dear COINTELPRO Criminals) <集団ストーカーの死> (The Death of COINTELPRO Stalkers), and "Unprecedented Human Rights Violation" Discussion Room / Study Room. Also a co-editor of 「新しいタイプの人権侵害・暴力」(Unprecedented Human Rights Violation)

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