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集団マインドコントロール予防授業“直前講習” 1日目

【慶應義塾大学総合政策学部 2017年度入試 英語 第Ⅲ問】

年末年始を故郷で過ごされる方も多いと思いますが、私も子供の頃、祖母の家があった山口県下松(くだまつ)市でよく正月を迎えました。わりと町中に太華山という観光名所にもなっている山があり、子供の頃ここら辺を通る際、父親がこんな笑い話をしてくれました。

其の昔、江戸時代に太華山の近くに、正確に天気を予想する婆さんが住んでいたそうです。(どうやら実在した人のようです。)そこで長州藩主の毛利氏が参勤交代で江戸へ上るのに、この婆さんを連れていき道中で天気予報をさせることにしたそうです。大名行列が雨支度をしなければならないとき、天気が悪くなるのを前もって知っておいた方が準備が楽だからですね。
さて大名行列が長州を発ち遥か長い道のりを江戸へと向かっている途中、なにやら雲行きが怪しくなりました。いよいよこの婆さんの出番になり、天気がどうなるかを聞いたところ、婆さんはこう言いました。
「太華山はどこにあるんですか?」
なんとこの婆さんは太華山にかかる雲の様子を見て下松地方の天気を予想する名人だったのです!チャンチャン。

このお話の面白いところは解説するまでもなく、「太華山」はどこでも見られるものと思っていた婆さんの、ほのぼのさにあります。でも我々現代人は、ほんとうにこの婆さんを笑う資格があるでしょうか?
天気の予測ひとつとってみても、テレビや今はケータイ様に丸投げして自分の頭で考えることなしにテレビやケータイ様の言うことを鵜呑みにしているのではありませんか?
もっと言えば前回の集団マインドコントロール予防授業“夏期講習”で学んだ「常識」の多くは、知らない間にテレビやケータイ様から吹き込まれたものではありませんか?
最悪な者は、集団ストーカーのやり方から、その行為を咎められたときのトボケ方(「被害妄想だ!」とか「証拠はあるのかッ!?」などなど)まで、全部ケータイ様に決めてもらって、ただそれを忠実に実行するだけのも最近多くなりましたよね?まさに集団マインドコントロールにかかった権力犯罪の家畜みたい。(笑)

山口県の酪農牧場の関係者から聞いたのですが今は牧場の牛たちも耳に取り付けられたICチップ入りタグから電気信号を受けて、エサの時間とか、小屋に戻って寝る時間になると指定の場所に自分で移動するように「conditioned(条件付け)」されて管理されているそうです。ケータイ様から送られてくる「電気信号」の指示通りに一生、集団ストーキングをやって、それが人類を自滅に導く行為とも気づけないまま死んでいくだけの皆さん大勢を観察していると「人類家畜化計画」は本当にあるんだなあと納得させられる今日この頃です(笑)。

それに比べれば太華山の上空の空模様をウン十年にもわたり観察して天気の変化パターンを自分の頭で割り出すことができた婆さんのほうがよっぽどすごいのではないでしょうか?
どこに行っても太華山が見られると思っていたのは、自分が生まれたところから半径30㎞以外に出ることなく一生を終えるのが普通だったこの時代の庶民には珍しいことではなかったのかもしれませんし、少なくともこの婆さんには下松地方の天気が予報できれば十分だったわけです。

実はこの婆さんの天気を予測する情報処理プロセスが今回、学習するstereotypeの基礎となるschematic process、つまりtop-down thinkingにあたります。

では
¶1のキーセンテンスを早速見てみましょう。
Schemas and schematic processing permit us to organize and process enormous and potentially overwhelming amounts of information very efficiently.

Instead of having to perceive and remember all the details of each new object or event, we can simply note that it is like one of our preexisting schemas and encode or remember only its most prominent features.

語数に制限がある入試問題用の文章ですから冒頭パラグラフでいきなりキーワードがいくつも飛び出してきます。
まずschematic processやtop-down thinkingとは何のこと?
The process of searching in memory for the schema that is consistent with the incoming data is called schematic processing, or top-down thinking.
とありますが、そもそもschemaってなんだったっけ?これらのキーワードについて自分の頭の中できちんと定義ができていないと正確に読み進められません。でも"schema"の説明にしても一行しかありませんね。
(Such)representations or memory structues are called schemas.
ほんとうは"schema"の定義だけで1パラグラフ丸々かそれ以上あってもいいくらい重要な概念なんですけどね。ここは急がば回れで、「マインドコントロール研究の教科書」と評判の高い専門書の説明を引用して確認しておきましょう。

 意思決定という個人の内的な活動には、二種類の情報を常に利用している。…ボトム・アップ情報とは、情報処理時に五感を通じて外界から取り入れる情報のことである。つまり、意志決定中に、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚によって処理される情報のことをさす。一方、トップ・ダウン情報とは、それまでに前もって獲得されて記憶構造の中に貯蔵されている情報のことである。それは、つまり意思決定中に処理される「知識」や「信念」をさす。なお、心理学用語では、これら後者のトップ・ダウン情報を「ビリーフ」(belief)という。(pp.58-59)

…ビリーフとは、ある対象(人や事象)と、他の対象、概念、あるいは属性との関係によって形成された認知内容のことをさす。…「信念」だけでなく「知識」「偏見」「妄想」「ステレオタイプ」「イデオロギー」「信条」「信仰」などがそれにあたる。人は、こうしたビリーフをさまざまに多く所有し、自らの経験に即して整理し、構造化して、システムを形成しているのだ。(p.74)

…人間は、五感によって得ている情報(ボトムアップ情報)を、自分のビリーフ(トップ・ダウン情報)に照らし合わせて、ある判断や決定を下している。

ビリーフ(記憶構造)
  | トップ・ダウン情報
  ↓ 
意志決定の作業
  ↑
  | ボトム・アップ情報
五感(目・耳・鼻・口・皮膚)

 ビリーフ・システムは情報を満載した図書館のようなものであり、一つのビリーフが一冊の本である。そしてビリーフの構造化とは、図書を分類して書架に並べるようなものだ。…図書館利用する人は蓄積された、膨大な図書の中のいくつかの書架から、必要ないくつかの本だけを利用する。人間のトップ・ダウン情報の処理でも、ビリーフ・システムのうちのごく一部のある「まとまり」をなしたビリーフの群が用いられている。そのまとまりのことを、心理学の用語では、「スキーマ(schema)」と呼んでいる。
 スキーマという概念は、研究者によってその用い方にやや違いがあるが、私は、いま述べたように、記憶構造内の膨大な情報を構造化したビリーフ群のことを示す概念と考えている。いうなれば、それはある特定のテーマに基づいたデータの集積であり、ある特定の何かを考えて判断するために必要な構造であると考えられる。

…なぜ個人はスキーマをつくっているかといえば、おそらく意志決定という作業を、的確に迅速に処理するためであろうと考えられる。…われわれの思考という作業は、まず、適切なスキーマを探し出すことにあるのだ。…図書館に譬えれば、役立ちそうな書架の前に立って本を見つめているようなものだ。これをスキーマの活性化という。(p.78)

西田公昭『マインドコントロールとは何か』



スキーマという概念が、人の認識プロセスを理解するうえでとても重要なカギとなることを、なんとなく感じてもらえたでしょうか。
最も根本的なところから、おさらいしますと、人間は例えば何か「物」を「見た」ら、100分の一秒くらい(数字は適当です)の超高速で自分の記憶の中にあるデータから「似ている物」を検索するんですね。4本の棒の上に板が載っている物体を見る(ボトムアップ情報)。すると、頭の中でそれと似た物体のイメージが瞬時に、そして無意識に検出される。そのとき「机」という言葉も同時に浮かぶことも多いでしょう。
こうして目の前の物体が「机」だと認識しているんですね。

ある仏教の専門書で読んだのですが、そういうわけで、生まれつき盲目の方が手術などで目が見えるようになったとき、一番最初に何が「見える」かというと、実はただの光しか見えないんだそうです。生まれてこのかた記憶の中に「物体」のスキーマが全く蓄積されてないわけですから目の前に机があっても机と認識されないわけですね。

これほど極端な例でなくとも、夏になると家の周りなどに、ぼうぼう生えてくる緑色の細長い物体がありますよね。そう、「草」とか「雑草」と呼んでいるものです。
でも、昭和天皇は優秀な植物学者でもあられたので、侍従らが「雑草」と言うと、「雑草という名前の植物はないんだ!」と怒られたそうですね。草の一本一本にちゃんと名前があるというわけです。
しかし我々一般人の頭の中には、道端に生えている、ただの緑色の植物ひとつひとつの種類を見分けて認識できるほどのスキーマは蓄積されていないので「雑草」という雑な認識レベルで終わってしまうんですね。

冒頭で紹介したお話に戻りますが、山にかかる雲の様子を見て天気を当てる婆さんも、毎日刻一刻変化し続ける雲の形状を分類して「これから雨になるときの雲の色・形」とか「翌日は晴れるときの雲の色・形」などといったスキーマを持っていたんでしょう。でも私も小さい頃、野原に寝っ転がって、ただなんとなく雲がちょっとずつ形を変えながら流れていくのを30分くらい飽きずにジーッと見たりした経験がありますが、とにかく雲の色・形は千変万化ですから細かいところまで見て全て記憶する(perceive and remember all the details of each new object or event)のは不可能です。

だから婆さんは、例えば「雨になるとき」の雲を見て、毎回それぞれに現れるパターンの細かい違いは捨象して、大まかな特徴を覚えていったのでしょう。これが¶1の本文のキーセンテンスにある説明で言って情報処理プロセスのことですね。↓
simply note that it is like one of our preexisting schemas and encode or remember only its most prominent features.
ところが、この婆さんの頭の中の「山」というスキーマは、イコール、下松市にしか存在しない「太華山」になってしまってたのが笑い話なのでした。

この脳の情報処理プロセスは、欧米の学者が大発見したかのように思われていますが、実は仏教徒は既に2千年以上前から知っていて、千数百年前頃には唯識派が既に理論体系も完成しているんですね。ちなみに、記憶の中にある似たような物体を探し求める、この脳の働きを、唯識派仏教では、尋ね求める心と書いて「尋求心(じんぐしん)」といいます。

ついでに言うと、欧米や日本ではフロイトが「無意識」を発見したことになってますが、それより千数百年も前に唯識派仏教は阿頼耶識や末那識として、通常は意識できない意識を理論化しています。私がアメリカの大学で教わったZeuschner教授について前回ご紹介しましたが、先生が東洋哲学のクラスで阿頼耶識や末那識はフロイトより2千年ちかくも古いという話をされたところアメリカ人学生たちは皆、ポカンとあっけにとられたような顔をしていたのを思い出します。

スリランカに滞在した際にも、英語圏の大学で教育を受けられたスリランカ人の識者のお宅に招かれ、いろいろなお話をおうかがいしたことがありますが、「仏教は宗教ではなく科学だという主張が世界の学者の間で聞かれる」ことをお伝えすると、先刻承知というように大きく頷きアインシュタインも「将来、近代科学と融合できる宗教があるとしたらそれは仏教だろう」と述べたらしいことに触れ、「仏教に比べたら西洋の科学は幼稚園レベルだ」と断言されていました。ちなみにアインシュタインの相対性理論を本当に理解できる人間は世界に何十人も存在しないと聞いたことがありますが、これもやはり相対性理論を考える基礎となるアインシュタイン独特(特に時空の捉え方)のスキーマがそもそも我々一般人の頭にはないからでしょう。

他にもマレーシアで国立モスクを訪ねたとき、付属の図書館で訪問者からの質問を受け付けている係員にうかがったお話ですが、特に建築学や化学などにおいて歴史的にはイスラム圏の学問のほうが西洋より数百年も先行していて、ヨーロッパの白人らは後からそれをマネして取り入れて今、大きな顔をしているそうです(笑)。例えば世界史の試験によく出るイスラム寺院の「Minaret(ミナレ)」など高い建造物を何百年も安全に建てるには高度な技術が必要なため、近代にも通じる建築学がイスラム圏で早くから発達したということです。

日本人の皆さんのなかには、白人のほうがアジア人(日本人)なんかより何でも進んでいるはずだと信じ(信じ込まされ)ていて、このように仏教のほうが西洋哲学や脳科学より遥か千何百年も早く進んでいるなんて事実を聞かされると、意外に思う人も多く、にわかには信じられないのではないでしょうか。これぞまさに明治維新以降百数十年、白人らにかけられてきた集団マインドコントロールの顕れといえるでしょう。

では、そのマインドコントロールとは一体どんな仕組みで、できているのかを、「私は家畜なんかじゃないぞ、バカにするな」と思う方は、ぜひ自分の頭で考えながらご一緒に学んでいきましょう。

”2日目”に続く
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cointelpro mk ultra

Author:cointelpro mk ultra
The writer of 『拝啓 日本のギャングストーカー犯罪者の皆様』(Dear COINTELPRO Criminals) <集団ストーカーの死> (The Death of COINTELPRO Stalkers), and "Unprecedented Human Rights Violation" Discussion Room / Study Room. Also a co-editor of 「新しいタイプの人権侵害・暴力」(Unprecedented Human Rights Violation)

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